生駒市真弓の眼科 なんぶ眼科

〒630-0122
奈良県生駒市真弓1-2-8

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小児眼科

眼鏡などで視力矯正を行っても1.0に届かないものを弱視と呼びます。また斜視は物を見るときに、両目または片目が正面を向かず違う方向を向いている状態を指します。遠視や近視を伴うことも少なくありません。就学前に見られた場合は早めの対処が必要です。
当院には小児眼科で研鑚を積んだ視能訓練士も在籍しており、正しい診断や治療方針を決定することができると考えております。
また常時1~2名の視能訓練士が在籍しており、近視進行抑制治療も積極的に行っております。

小児の近視は進行傾向にあり、裸眼視力1.0未満の割合が小学1年生で約20%、中学3年生で約60%と報告されています(2023年文部科学省 児童生徒の近視実態調査より)。近視に伴い、視力障害につながる目の病気(白内障、緑内障、網膜剥離など)になるリスクが高くなると報告されています。近視の進行は、日常生活において見えにくくなるというだけでなく、様々な目の病気が起こりやすくなる要因となり、近視進行抑制は、目の健康維持のために必要な治療と考えられています。現在、当院で行っている、近視進行抑制治療は以下の通りです。

低濃度アトロピン点眼(リジュセアミニ点眼液)

低濃度アトロピン点眼が小児の近視進行を抑制することが知られています。日本では「リジュセアミニ点眼薬」として上市されております。参天製薬とシンガポール国立眼科・視覚研究所であるシンガポールアイリサーチインスティテュートにより共同開発され、2024年12月に厚生労働省より製造販売が承認された点眼薬で、防腐剤が入っていない「一回使い切りタイプ」の点眼液です。点眼により、目の長さ(眼軸長)の伸びを抑えることで、近視の進行を防ぐ効果が期待されます。なお点眼液に加え、毎回の診察費も自費になります(2026年1月現在、健康保険適応外)。

オルソケラトロジー

特殊な形状のハードコンタクトレンズ(オルソケラトロジーレンズ)を就寝時に装用して近視を矯正する治療法です。角膜の前面形状をやや平らに変化させ、近視を矯正します。
日中はレンズを装用しません。2002年にアメリカのFDA(米国食品医薬品局)で認可を得ています。
オルソケラトロジーによる近視矯正の効果や安全性に関する研究が、現在世界中で行われています。
特に欧米や中国を中心に海外では、未成年者に対して近視進行抑制を目的として積極的に処方されつつあり、その効果や安全性についての成果も発表されています。
なお専用レンズ、診察費は保険適応外となります。

費用などにつきましては、お問い合わせください。

近視視力補正・進行抑制治療用ソフトコンタクトレンズ(マイサイト ワンデー)

小児から使用できる、近視の視力補正と進行抑制を両立した、日本で初めて承認されたソフトコンタクトレンズです。
焦点を合わせることで視力を補正する「屈折矯正ゾーン」、デフォーカスすることで、近視の進行を抑える「トリートメントゾーン」が交互に配置された同心円型の二重焦点レンズデザイン(ActivControl® テクノロジー)になっています。
視力補正と同時に、近視の原因のひとつである眼軸長の伸長を抑えることで、近視の進行を抑制する効果があります。
オルソケラトロジーでは-4D程度までの近視が治療の対象になりますが、マイサイト ワンデーではそれ以上の強い近視も治療の対象になります。